「美味しい健康食」

日本に帰国して早2ヶ月経ちます。この間に季節はすっかり秋から冬へと移ってしまいました。今年は暖冬のようですが、かと思っていると突然冷え込んだり逆に春のように温かい日差しが戻ってきたりして、体調を崩す人が多かったり、風邪が流行っているのもうなずけます。そして何より地球の体調も優れていないのが伝わってくるように感じるのは私だけではないはず・・・
 
 


さて、こんな季節だからこそ栄養ある食に注意したいものです。日本に帰ってくると、本当に「食事が美味しい」ことに感動します。年齢とともに、その事を以前にも増して感じるようになってきているのには自分でも驚いているのですが、アメリカ往復のドライブの旅で、つくづくアメリカの食文化はお粗末だと感じたものです。逆に言えば、日本のそれは世界に誇るべきグレードで素晴らしい文化だと最近になって痛感しています。
日本人の手先の器用さ、細やかな心配り、四季を愛でる気持ちというのは、西洋化すればするほど忘れてはならないのではないかと今思っています。世界の三大料理に入れたい位の日本料理ですが、美味しさだけでなく栄養のバランス、精神のバランスのとれた心を育むものと言うことで、最近日本の五穀料理・いわゆる日本の伝統料理がアメリカなどの知識階級に認められ始めているそうです。
体にやさしい美味しいもの、それは体を動かすエネルギーを与えてくれるだけでなく、心をも満たしてくれ、精神的に安定させる作用があるのだと説いている「マクロ・ビオティック」を皆さんはご存知ですか。提唱者の久司先生という方は、アメリカでは政府がバックアップするほどのとても有名な方ですが、本家日本ではまだそれほど広まっていませんね。もっとも日本にいる限りは自分で普段から玄米を炊いたり和食を作れば良い話だからかもしれませんが、実は灯台下暗しで最近の日本の食生活はアメリカの悪い部分を真似しすぎて危険なのでは・・・? と私は感じています。
何でも揃う日本に居ると、日本人は元来理想的な食生活をしていた人種だと結構気付かないものですよね。私もアメリカ横断してホットドッグ漬けの日々を味わうまではそれほど切実に感じていなかったジャンキー派なのですが、自分で和食を作る以外でヘルシーな簡単メニューが街角にそうそう無いアメリカに住んでみて、日本の食文化の素晴らしさを再確認した次第なのです。
今回はそんなわけで最近注目している自然食品・体に美味しいお店を東京からお届けしたいと思います。元来私は健康グッズ好きではありましたが、オタクというほどの通ではありません。それでも自然食品やオーガニックものの味の違いには舌が反応しますね。
調味料ひとつとっても厳選されたこだわりの一品は、少々値が高くても素材の味が生きていて、私たちの体を上手く活かしてくれる味がします。素材の良さはやはり季節と地かということが重要ですが、厳選した旬の食材を日本各地から取り寄せて独創的に料理してくれるお気に入りのお店はここ? 、「AEN」。
ここでは有機肥料を与えて育てた野菜を中心に、ミネラル分豊富な季節のお料理を楽しめます。鹿児島の黒豚(ジューシー! )、徳島のサツマイモ(あまくて美味しい! )、栄養たっぷりの麦味噌のお味噌汁(久々にいただいた! )など、どれをとっても「あ〜野菜ってこんなに甘くて美味しいんだ! 」と昔田舎で食べた懐かしい記憶を思い起こさせるようなものばかり。
東京では野菜本来の美味しさを手頃に実感させてくれるお店になかなか出会えませんが、ここでは素材の良さがハッキリと分かりますよ。とくに私はゴボウの甘味と旨みに感動しました。
夜は予約を入れるなら\3500〜のコースになりますが、昼ならお手頃価格の\1500でランチコースを楽しめます。私のお気に入りは黒豚ハンバーグが美味しい「あえんセット」(サラダ・デザート・ドリンク付)。ご飯は玄米か白米かを選べます。味・見た目・量(女性なら充分)ともにお奨め!!
東京にはこうした自然食志向のレストランが年々増えていますが、もう一件私が昔からよく行っていたお店「ライフリー」もご紹介しておきましょう。「AEN」と同じ新宿区で、こちらは高田馬場駅前にあります。
何と言ってもレストランに併設したショップが充実しています。米、野菜、調味料のほかお菓子やラーメン、靴下まで自然志向グッズが並んでいます。店長さん曰く「今の壊れた日本人の心と体を治し、犯罪などを少しでも減らせるように・・・」との願いを込めて販売を行なっているそうです。

店内にズラッと並ぶ日本各地からの新鮮な野菜、無農薬の体にやさしい食品の数々は、溢れる食に埋もれた結果本当に体に必要なものが何か分からなくなっている現代人に、食の大切さと奥深さを語りかけてくるようです。
酒飲みな私は、今回肝臓に効くタンポポ茶(\780 / 50g)を買ってみました。二日酔いの特効薬ですよ。NYに居ればアメリカといえども大抵の和食を口にすることは可能です。日本の1・5倍位の値はしますが。でも外食で本当に細やかな自然食志向の和食には出会ったことがありません。どこか、中華っぽい和食になっていたり、自然食品であっても雑で美味しくなかったり・・・外国に居て感じる良さは、私からすると食に関することではないのは明らかです。
食欲の秋、そして冬を乗り切る元気な体を作らなければいけないこの時期、こうして心と体に美味しい食べ物に囲まれて生活できる幸せを感謝しながら、今東京にいます。
ではまた・・・See you soon!!

 

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