『アメリカっぽさが魅力な街の顔』

深まり行く日本の秋、皆さんはどこで何を楽しまれているのでしょうか? ドライブの旅でアメリカをウロウロしているうちに、すっかりこの街・NYも表情を変え、夏の開放感は感じられなくなりました。そろそろ来たる厳寒の冬への準備をしないといけない今日この頃です。季節で表情が変わるのは当たり前のことですが、アメリカという広大な土地は50の異なるカラーの州を持つ本当に大きな国なんだと、旅を続ける毎に実感しました。その変化に富んだ自然、それをありのままに守ろうとする人間の姿勢を様々な街角で見るにつけ、自分に合ったアメリカの街は一体どこなのかと自問自答しながら観察させてもらってきました。
 
 


私がアメリカの街に対して抱いていたイメージは、大都会は別としても大体が広大な土地に包まれたのどかな田舎町・大まかな表情しか思い浮かばない・・・・・それ位本当にアメリカを細かく見て回ったことが今までなかったんだな〜と今回実感しました。合計15州を一気に見たお陰で、それぞれの街の鼓動がとても比較しやすく伝わってきました。NYC / LAX / SFOのように突出した大都会でなくても、その土地の自然にうまくマッチした街創りをしているところが多くて感心しました。
例えば、砂漠のオアシス「ラスベガス」は資源少ない土地の中に夢を託した街だということは皆さんも良くご存知のことと思います。それに追随するかのように実は同じネバダ州に「リノ」という街があります。
ラスベガスと同じようにカジノの街で、ラスベガスにあるのと同じテーマホテルが並びカジノがホテル1Fを占めています。規模は小さいもののアメリカ人の間ではベガス同様人気の街なんですよ。私はここで$80すり、反省するどころか、次回はもっと粘ることを誓ったのでした・・・


その静けさと穏やかさは、そのままここに住む人々の心を表しているかのようでした。それを強く感じたのはモルモン教の総本山「テンプル・スクエア」に行った時のこと。園内を案内していた、ミッションとして各国から集まってきている若くて可愛らしいシスターに会ってからでした。
徳積みのために修行を兼ねて訪れる観光客を笑顔で迎える彼女達。穏やかな彼女達の笑顔に心の安堵感を覚えるのは私だけではなかったはず。こういう街がアメリカの1つの顔だと思うと自分が知らないことは実に多くて大変だ〜!! 天然の自然美は前回までにもお伝えしてきましたが、人間の手で自然を上手く利用して作り上げた傑作がサウス・ダコタ州の「マウント・ラッシュモア」ではないでしょうか! ? リンカーンを含めた歴代アメリカ大統領4人の顔が岩に刻まれたスポットがそれです。
日本でもお馴染みだと思うものの、それの詳細を書いている日本のガイドブックが実に少くて今回ビックリ! レンタカーでないと一般のツアーもないせいか、行き方を書いている資料も無くて、結局地元の英語版安宿情報のパンフから正確なルートを探し出した始末です。(車ならフリーウェイ・I 90〜ハイウェイ 16に乗りキーストーンの街を通過して道なりに山へと登っていく)
実際、岩の彫刻自体は本当の自然美には勝てないと感じたものの、何も無い岩場にインスピレーションを感じ、芸術作品を作り上げてしまったアメリカ人の発想のダイナミックさとロマンスは凄い! ダイナマイトで岩を切り刻み芸術を完成させた大胆さと勇気など、ガイドブックの写真だけでは決して分からなかったことを現地で感じたのでした。更にそこに刻む大統領を、真の自由を希求した人物に限定し選定していることなどもまた「自由の国・アメリカ」感じさせて余りあるもので、それを貫いている一貫性を感じた一コマでした。


こうしたMt.Rushmoreがある岩山の傍の街「KEYSTONE」は、Rapid Cityから約20マイルの山間にあるのどかな町でした。
1880年からの歴史を漂わせるボードウォークが可愛らしい街だったのですが、全体的に看板をはじめ、どことなく漂う雰囲気がお茶目だと感じたのはMt.Rushmoreを作ってしまった気質の街だからでしょうか?
与えられた条件内で最大限の自己主張をしているな〜と感心させられたところが、今回いくつものアメリカの表情を見て感じたことなのでした。土地は広大なものの日本と比べて各段に住み難い条件が揃っているアメリカで、たくましく生きる人々・その街に今の便利な日本で日本人が忘れてしまった何かを感じずにはいられない今回のアメリカ往復ドライブの旅となったのでした。私が今いるここNYはどうなのでしょうか? これからNY名物のさむ〜い冬が始まります。そうした時、狭い土地、入り混じる人種を活かすかのような、金融や情報・芸術の分野でのNY流の熾烈な熱い争いが繰り返されるのが納得できる気がします。
そんなNYのこの晩秋は一体どのように染まるのか楽しみな今日この頃です。 みなさんも是非「素敵な出会いのある秋の旅」をなさってくださいね・・・!!
ではまた、See you soon!!

 

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