初春の京都

春の足音もそこまで聞こえてきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか? 温かくなったと思ってもすぐまた北風が吹くこの時期、風邪を引いている方も多いのではないでしょうか? またすっかり花粉の季節になり、辛い思いをされてる方も多い事と思います。私も今年は何だか眼がかゆくて・・・遂に来たということでしょうか?
 
 


さて、21世紀に入ったという実感がないままアッという間にもう3ヶ月が過ぎようとしています。今私は春からの新スタートに向けて充電しながら、日本のことをもっと知るため勉強を始めています。その1つが「お茶」です。日本の伝統文化を知ることも出来、女性としてのたしなみも身につくし、美味しいお茶菓子が頂けるし(本当はこれが一番の狙いだったりして・・・)楽しみながら日本を知るチャンスが出来ました。
茶道の良い処は、お茶/お花/書/器/建築など全てのものを総合的に見ていくことができることでしょう。最初はお手前の練習に明け暮れてしまうものの、徐々に良いものを見ながら目を肥やし、奥深い日本の文化を全体的に見ていける。お茶を始めたことで私も良いものを見たいという意欲が湧いてきて、今回京都まで行ってきてしまいました。日本文化の発祥地であり文化の宝庫である京都はいわゆる「憧れの地」ですが、修学旅行で行って以来足を運んだのはほんの数回。大阪や神戸はロケなどでも何度も行っているのに、何故か憧れているわりには「そうだ京都行こう! 」と腰をあげていなかったのが実情です。それが今回お茶というキッカケで動き出しました。では早速初春の京都をご紹介しましょう。
京都というとどうしてもお寺に舞妓さんがつきものの古都ばかりを想像してしまいます。観光客としては、日常と切り離されたような空間が憧れになるのだと思います。私も京都に変わらぬ古都の姿を求めてしまう一人ですが、今回は色々な発見があった旅でしたので、皆さんに京都の今の顔と期待通りの顔の両方を2回に分けてお伝えしたいと思います。今回はまず、私が今まであまり実感していなかった京都の今の顔をお伝えします。
6〜7年ぶりに京都駅に降り立ってみて、凄くビックリしたのは駅が変わったこと。
そういえば駅ビルを新しくするかどうかで論争があったことは記憶にあるものの、実際完成してから京都に来たことが無かった私。
新幹線のホームから恒例の京都タワーが以前のように見えなくなったのは少し寂しいものの、1997年に完成した駅ビル(地上15階、地下3階の規模! )は近代的なデザインが素敵で気に入りました。レストラン・伊勢丹デパート・地下のショッピング街・ホテル・劇場・オープンカフェなど多機能なコンプレックスビルとなった駅は今やちょっとした観光スポットでした。ビルの屋上からは京都市街を一望でき、デートスポットとしても楽しい雰囲気。地元の若者で賑わっていました。
目の前にお寺と京都タワーを眺めながら変化しつづける古都を見ると、単に古都のイメージを京都に押し付ける観光客も勝手かな・・・などと感じてしまいました。京都に住むJAL時代の友人は言いました。「京都だって普通の街なんだよ」と。古い街並みや文化を維持する努力もすると同時に、現代的で楽な生活もしたいという当然の欲求が今京都を変えつつあるのだと知りました街の変化は時として駅ビルのような近未来的なものだったりもしますが。

京都らしい変化として、古い建物を上手く利用したスポットが増えているようです。今や三条周辺がそうした変化する京都の注目エリアのようです。このエリアにある旧日本銀行京都支店(明治39年築)を改装した「京都文化博物館」は有名なリメイクスポットですね。手入れがよくされていてお洒落な街並みを演出していました。


また地元の若者向けに今年の1月末にオープンし、3月16日にグランドオープン予定の「新風館」もレンガ作りの旧電力会社跡を上手く利用した建物でした。
ファッション・レストランビルのここは、外観のアンティークさが中庭部分のモダンさを引き立てていてイケテました。四条河原町周辺の繁華街以外は結構夜が早い京都でしたが、この新風館は11:00〜20:00、レストランは23:00までオープンしていて地元の若者には重宝されているそうです。
私は過去三条周辺まで足を伸ばしたことはなかったのですが、今回碁盤の目を歩き回って見て、街のカラーの変化を体感することができました。四条は京都随一の繁華街としてお店がひしめきひしめき合っていますが、私には何だか大都市の他の街とあまり変わらなく写りました。
近くの祇園や先斗町はやはり特徴的ですが、私が勝手にイメージしていた京都からは徐々に街並みが変わっているのは事実でした。
そうした流れの中で、古都らしさを残しつつもお洒落に改造されているエリアが三条周辺なのだと実感しました。東京で言えば青山界隈のような大人の雰囲気も漂っていましたね。
またこの付近には昔ながらの町屋も多く、それをお洒落に改造したレストランも人気です。是非四条河原町から北へ進み、三条周辺まで30分くらいのんびりと歩かれることをお奨めします。変化する今の京都の顔を楽しめること間違いなしですよ。その際は是非ウォーキングシューズをお忘れなく! 京都は歩くほどに良さが伝わってくると今回実感した私ですが、靴がまずかった! 街は碁盤の目状で分かり易いし、電車やタクシーを使うほどの遠さじゃないからと歩いてしまうと、結構な距離を歩くはめになったのにはビックリしましたよ。お陰で足に豆ができました。あいたたた・・・
イメージの京都は純和風のお高い感じでしたが、実はもっとモダンで気さくでした。街並みだけでなく普段の食事も東京より3割位安いそうです。想像以上に生活しやすそうな今の京都に、私の憧れはより強くなったのでした。 皆さんも次回の京都の旅では、名所旧跡以外の町散策の時間を作られることをお奨めします。古都の中の新しい部分に、きっと何かを感じられることと思います。
See you・・・・

 

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