茨城でのお正月

ついにやってきました、21世紀。皆さんはどこで新しい時代と遭遇されたのでしょうか。私は東京で、紅白を見てから初詣に出かけるという普通のお正月を迎えました。大晦日に出かけていたため、バタバタしているうちにカウントダウンが始まってしまい、遂には年越しそばを食べそびれて、「年越したでソバ」を頂くはめになった21世紀の幕開けでした。
 
 


さらに、今年は神社めぐりのはしごをしてスタートした元旦ともなりました。これは大晦日に行った埼玉県の秩父神社から始まっていたのですが、年明けて、新宿の花園神社、諏訪神社、さらには茨城県の常盤神社、大洗磯前神社とお参りしてきました。日本の神様は八百万の神で、人間や自然全部を含めての感謝や敬いの念をお祭りしているわけですから、沢山お参りしても罰が当たることはないはずですが、これだけ一挙にお参りしたのは初めてでした。
どうやら私の21世紀は今まで以上に神仏に手を合わせることが増えそうです。というのも、20世紀末の昨年は私にとって変化の年でした。TVから紙面へ少し方向性を変え、NYへも行ってみたりもしました。でも今現在、また色々迷っています。本当に何を皆さんにお届けしたいのか。どうすれば、私の得意技を生かしつつ、皆さんに喜んでもらえて、良い物をクリエイトできるのか・・・と。そんな今の私にとって、心をクリアにして自分を見つけなおす空間 / 時間はとても大切です。そして弱くなった私の心を優しく包んでくれて見守ってくれる友人 / 知人 / 家族の有難さに改めて気付いた年末を過ごした私は、新生・石田充佳として皆さんとお付き合いさせていただけるよう出来るだけの努力をしていこうと心に誓ったのでした。
その1つとして、知り合いの占い師から言われた「方位取り」(良いとされる日に良い方角に出向き運をあげること)に埼玉や茨城に出かけたのでした。迷信視する方もいると思いますが、人生の良き参考書とするべく信用できる人からの占いなら私は信じています。元々占いは政治的にも利用されていた位なのですから、個人レベルでも、自分の努力をよりパワーアップさせる道具としての信憑性はあると私は長年の占い歴から確信しています。(勿論良い占い師を選ばなくてはいけませんけどね・・・)前置きが長くなりましたが、そんなことから出かけた茨城での新年を今回はご紹介しましょう!!
関東なのに私にとって馴染みの薄かった茨城県。水戸納豆が名物で鹿島アントラーズがいるところ・・・(ゴメンナサイ! )あまりにお粗末な知識で出かけた私でしたが、実際歩いてみてすっかり好きになってしまいました。
適度に都会でいて自然が豊富、食べ物も新鮮で美味しかったし、地元の方もおおらかな印象を受けました。その中でまず今回堪能したのは海の幸、とくに「あんこう」づくしを満喫しました。巨大な口を持つグロテスクな海魚あんこうは、茨城を代表する冬の味覚。1〜3月がまさに旬です。西のふぐに東のあんこうと言われるほどの冬の名物です。あんこう鍋、あん肝などは東京で食することもありますが、実際好んで食べていなかったのが実情。でも今回あんこう尽くしを体験してみて、各部所が淡白で上品な味わいをもっているのにビックリしました。

残念ながらグロテスクな風貌は拝めませんでしたが、ご存知の甘味のある肝をはじめ、鶏肉のように淡白な身、コラーゲンたっぷりのゼラチン状の皮、こもちししゃものような卵巣、そして胃袋などを甘い味噌味の供巣で頂くと自然と食がすすみビックリしました。
こうしたものを最初に食した人は本当にチャレンジャーだと、グロテスクなグルメに出会う度に感心するのですが、今回も市場で裏返ったあんこうを触ってみて、そのブヨブヨとした感触に引きを覚えた私は、チャレンジャーにはなれないと確信したのでした。
さて、今回茨城の旅で感動したもう1つの食べ物があります。それは庶民の味「納豆」です。ご存知納豆は水戸の名産ですが、ここで買った昔懐かしい藁に包まれた納豆は味が違いました。大豆の味が物凄い主張をしているんです。小さい頃食べた、豆腐売りのおじさんから買った納豆の味・・・醤油をかけても負けない納豆粒の味と風味。豆の一粒一粒がしっかり堅くて、心なしか色も濃い。さらに藁の香りも懐かしさを運んでくれるものでした。
健康食として、また脳の活性化を促すと言われるスーパーパワーを持つ納豆を食べるたび、日本の食文化の凄さを感じます。NYで体が酸化されてから特にそう感じるようになっています。
日持ちはしませんが、案外喜ばれるお土産になるかもしれませんよ! 
食を堪能した茨城で、初めて行った大洗やひたちなかの海岸エリアも気に入りました。
夏のリゾート地としても有名な大洗海岸がある大洗町は、ウォーターフロント開発と自然保護が同時にされているようで、小奇麗な印象を受ける快適なエリアでした。2日の朝、魚市場付近の港に停泊中の漁船には海の男を思わせる力強い大漁旗がなびいていて、新世紀の到来をお祝いしていました。
こうした大漁旗は元旦が明けての2日頃から出船までの間(初漁までの休みの間、今年は8日迄)天候が良い日に飾られるそうです。ただ、旗は年々減り、略式の竹ざおだけをたてる船が増えているそうです。ここにも変わりつつある日本の伝統継承の問題点が現れているようでしたが、勇壮な風景を見ながら「これはなくならないで欲しい! 」そう痛感したお正月の一コマでした。
お正月らしい風景といえば、町一番大きな「大洗磯前神社」のしめ縄。これはビッグでしたね〜。飾り付ける風景も一度見てみたいものです。 また恒例の参道に並ぶ屋台も充実していました。この屋台の写真は水戸の常磐神社のものですが、こういった風景は日本ならではの楽しさや情緒を育むものだと最近つくづく思います。屋台で食べる「たこやき」「焼きいか」「甘酒」etcは.どうしてあんなに美味しいのか!?
夕暮れの淡い光に包まれながら浮かび上がる屋台は怪しい美しさまで持っていて、郷愁すら覚えさせます。ちょっと日本を離れて住んだだけで以前は思いもつかなかった位、日本的な情緒を愛しく思うようになったのは、単に老けたからではないはず・・・ようやく日本の良さを再認識し始めたから、一つ一つが新鮮に思えるのかもしれません。

もっともっと日本の良いところを知りたい! そしてそれを外国の皆さんにも伝えたい。そのためには、まず日本のことをより勉強しないとな〜。今年は色々な意味で、フットワークをもってネットワークを広げたいと思います。皆さん、どうか応援してくださいね! 
最後になりましたが、皆さんが素敵な21世紀を送られることをお祈りしております

 

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